1対1をスピードで抜く選手は要注意

試合の中で1対1の局面は数多く訪れます。この1対1で相手に勝つことができればゴールを奪う確率も高くなります。しかし、育成年代ではどのように相手を抜いているかを見ることも必要です。

小学生のうちは足の速い選手はDFの裏にボールを蹴り出して走れば簡単に相手を抜くことができます。しかし、このようにスピードに頼っている選手は要注意です。カテゴリーが上がるとスピードの差はなくなってくるので徐々に抜けなくなってきます。反対に足の遅い選手はスピードで抜けない分、DFの重心の移動や足の運びを見るなど工夫していきます。学年が上がりスピードの差がなくなってくる中学生くらいに大成することが多いです。

1対1に勝つためには技術以上に気持ちの部分が大切です。絶対にボールを奪われない(奪う)という負けず嫌いの精神です。しかし、自分に自身のない子は尻込みしてしまいます。でも、1対1は足が遅くても勝つことはできます。そのためには相手と駆け引きする気持ちの余裕も欲しいですね。ボールを扱う技術が上達すれば相手を落ち着いて観察できるようになります。どのタイミングで抜き(奪い)に来るかがわかれば対応できるようになっていきます。

もし、子どもたちが何も考えずにただ闇雲に突っ込んでいっているようなら、まず「相手はいつ来そう?」など声かけしてあげて、相手をしっかり見るように意識付けしてあげましょう。今まで10回やっても勝てなかった相手から1回でも勝てるようになると自信がついてそのあとは成功する回数が増えていきます。自信が生まれると心の余裕もできてプレーの幅も広がっていくことでしょう。

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