10月30日(日)サンクタスカップU10マッチレポート

久留米にて開催されたサンクタスカップにアカデミークラスU10で出場しました。

試合結果

予選リーグ
vs 大堰SC
7-0 (得点者:ゆうき4、はる、こうじ、ひなた)

vs サンクタス雁ノ巣
0-2

vs 久留米FC
0-4

予選1勝2敗で3位のため下位トーナメントへ。

下位トーナメント
vs インフィニティ
2-0 (得点者:ゆうわ2)
vs FCクラルテ
4-1 (得点者:ゆうわ、OG、ひなた、ゆうき)
結果:下位トーナメント優勝

プレイヤー採点・寸評

採点:9.0
1対1での球際で負けることはなくボール奪取から攻撃に繋いでチームを支えた。危ない場面を察知してカバーする守備範囲の広さでチームのピンチを何度も救った。自ら運びゴールを奪うなど推進力も身に付いてきた印象。味方を声で動かしながらプレーできる点も大きく評価したい。

採点:8.0
ゴール前に抜け出して2得点。ゴールに運ぶスピードに乗ったドリブルでもアピールできた。守備面での改善も大きかった。プレスを掛けるタイミングやボールが自分を越えた際のプレスバックなどの意識が向上していたのは成長。

採点:8.0
パスの出し手が居てほしいところに常に顔を出す絶妙なポジショニングで、自分の立ち位置をこまめに修正しながらチームのバランスを保っていた。味方からのパスに対して動きながらトラップするプレーが身に付き、プレス回避のドリブルが随所に見られた。

採点:8.0
キープ力と攻撃方向を意識したプレーが良くなった印象。奪ってから前線へのパスなどでチャンスメイクをする場面も増えて成長を感じた。ゴール前でのシュートチャンスは何本かあったがボールをミートできていないことが多く、キックの部分での課題は残った。

採点:8.5
球際での力強いプレーと積極的なシュートでチームに貢献。DF面の質が向上したことで、自分で奪ってスピードに乗ったドリブルからフィニッシュまで1人でカウンターを完結させるシーンも多く見られ、攻守でアピールできた印象。

採点:9.0
チーム最多の5得点で決定力の高さを見せつけた。PIVOなど前線では自分の能力を最大限に発揮できていたが、守備に回った際にマークを見失うなど、背後の認知には欠ける場面もあり、DF面での課題が残った。

総評

4年生が1名のみで3年生中心のチームでの出場となったことでフィジカル的な部分の差を感じる試合は多かったですが、2人でボールを奪いに行くなど味方をカバーしながら戦う素晴らしいチームワークを見せてくれました。
攻撃時には幅と深さを使いボールをしっかり繋ぎながらDFを動かすシーンも多く見られて、いまアカデミーで取り組んでいる練習の成果が少しずつ見えてきたと実感しました。

試合の合間には子どもたちが雑談している中で、勝つためにゴール前にロングボールを入れる?みたいな話になったときに「でも、それだと成長に繋がらないから…」という結論を自分たちで出して、しっかり後ろから繋ぐ戦い方を突き通してくれたことには関心させられました。

負けない試合をするならやり方はありますが、勝つ=良い選手、勝つ=良いチームと考えてしまうことは良くありません。育成年代ではその課程が大事です。
「負けたけど内容は良かったね。」と選手や保護者が言える環境を作ることは大切だと思います。
もちろん、なぜ勝てなかったのか?を考える必要はあります。ただ悔しいという気持ちだけでは上達はしません。
試合の合間に選手らには話しましたが、自分達が主導権を握れない試合展開になった原因は必ずあるということ。その原因を試合中に感じて、試合の中で修正する力を身に付けて欲しいということを伝えました。

試合で感じたことを日々の練習で改善することでまた成長に繋がります。参加した選手には各自今日の自身のプレーを振り返っていただき、来週の練習から自分は何を意識してプレーしないといけないのかを明確にして取り組んで欲しいと思います!

本日の試合で特に印象に残ったプレーを編集してFacebookにUPしましたので参考に見てください。