【アカデミークラス】5月22日(日)トレーニングマッチレポートin久留米

アカデミークラスU10のトレーニングマッチをBASIC久留米にて開催しました。

試合結果

12分1本。3チームでの総当たり。

U-10
インフィニティ 戦
①4-0 得点者:とうま2、りおん、るか
②2-1 得点者:ひなた、るか
③0-0
④0-0

筑後FC 戦
①0-0
②3-0 得点者:りおん、ゆうわ、とうま
③1-2 得点者:りおん
④0-2

プレイヤー採点・寸評

採点:8.0
右サイドから力強いドリブルで仕掛ける場面を作れたが、ゴール前でのフィニッシュの精度に欠けた。攻守のバランスが良い選手なだけにもう1つ何か個性をアピールできる武器が身に付くと選手の幅は広がるだろう。

採点:7.5
危機察知能力の高さは存分に発揮できたが、球際でいつものパフォーマンスは出せず、少し他所行きのプレーとなりおとなしかった印象。また、ロングキックの部分に課題があり、裏にスペースがあってもロングパスが出せないことで視野は広いのにプレーの選択肢が少なくなっているのが勿体無い。

採点:9.0
得意のドリブルでチームに推進力を与えた。前線からのプレスと抜かれたあとも素早いプレスバックで守備でもチームを支えた。ここからの成長は味方を動かすコーチングを身に付けていくことが鍵となるだろう。

採点:7.5
前半は球際で競り負ける場面が多かったが、後半からは徐々に持ち味を発揮できるようになった。良いカバーリングはできているが相手の攻撃を遅らせて終わりとなる場面が多いため、ボール奪取からドリブルや前線に繋げるパスといった攻撃面の成長が今後の課題。

採点:9.5
全チームの中で1番のパフォーマンスだったと言えるくらいの活躍。特に球際での勝率は圧倒的だった。ボールを奪うだけでなく、奪ったボールを失わずに前線に繋げようとするゲームメイクにチームは安定した試合運びができたのは間違いない。また、的確なコーチングでチームを鼓舞し、キャプテンシーも発揮していたのは大きな成長。

採点:8.0
ゴール前に飛び込みダイレクトで合わせるゴールは最近の練習で得意としている形。しかし、ゴールシーン以外では個人戦術の理解度からか正しいポジショニングができておらず、特にプレスバックの意識が薄くDF面での課題は残った。

採点:8.5
ボール奪取から前線に運ぶ役割でチームを支えた。練習では常に前線にポジショニングしがちなためテスト的にFIXOに配置した試合ではマークの受け渡しでポジションを誤り失点に絡んでしまった。守備を覚えることで自らの攻撃にも役立つことを理解して今後の練習にも取り組んでほしい。

採点:9.0
前線でのポストプレーでチームの攻撃に変化を加えた。自らも複数得点で成長をアピール。体幹の強さでボールをキープできるだけにパスを迎えに行く動きや裏に抜け出すプレーも身につけて、個人戦術の幅を広げていけば攻撃面での中心になれる。

採点:9.0
攻守に力強さを発揮し、どのポジションでも安定した力を出せるのは強み。デイフェンス時は球際の強さでボールは奪えているが、パワーだけでなく今後はファールを貰わないようなテクニックで奪うスキルも身に付けていきたいところ。

 

総評

全体的に非常に充実した内容のゲームでした。今回参加できていない選手もいますが、この年代は個々の特徴がハッキリしており、チームのバランスは良いと思います。

1、2試合目はボールの取り所というテーマを持って挑み、3試合目には自陣ではフリータッチ、相手陣地では3タッチ以下でプレーするというテーマにもチャレンジしました。(こちらは試合になると忘れてしまっている子が大半でしたが…)

また、後半の試合ではサインプレーにもトライ。キックの精度の問題でゴールには繋がりませんでしたが、どちらも相手チームは対応できておらず完全にゴール前でフリーになれるシーンを作ることが出来ていました。これは今後も続けていきましょう。

この年代になると低学年のときのように1人の能力だけで勝つというのは段々厳しくなってきます。戦術理解度の向上がチーム力に繋がっていきますので、個々のスキル向上は続けていかなければなりませんが、連携面を更に向上させるようなトレーニングもどんどん行なっていきます。もちろん理解するのは簡単ではありませんが、1つずつ課題をクリアしていき、チームとしてみんなでレベルアップしていきましょう!