フットサルはサッカー以上に頭を使う競技です。頭と言ってもヘディングという意味ではなく、『考える力』という意味です。
学年、競技歴が上がるにつれてトレーニングに考える要素をプラスしていきます。私は脳に汗をかかせるというのが理想的な練習だと考えています。
フットサルは『如何にスペースを作るか?』というのがゴールを奪うために必要なものだと思います。味方と相手10名がピッチに入ると子どもでも自由に動けるスペースはなくなります。その中で相手のマークを外し、ゴールまでボールを運ばないといけません。
もちろん、相手チームはそれをさせたくないから中央を中心に陣形を作り守ってきます。組織で守る相手を崩すためには人とボールを動かして、自分たちが優位に運べるスペースを生み出さないといけないのです。
私の持論では相手の守備を崩すのはスライドパズルと同じだと思っています。
こんなパズルしたことありますよね?
1つだけ空いた場所にピースに動かしていき、数字を順番に並び替えるというもの。
フットサルという競技もこれに近いと思います。相手チームの穴を作ることから始まり、そこに味方が動く。すると別のスペースが生まれるので、またそこを使っていく。続けていくことで相手の組織が崩れ、ゴールまで辿り着くことができます。
ボールが動くと状況は変わります。状況が変わる度に考えることが必要となります。判断の要素、集中力、決断力、幼少期の子どもたちの脳の発達には最適なスポーツだと思います。
フットサルを始めてから学校の成績が伸びましたという事例が出れば、サッカーから転向してくる選手が増えてくれるのですが笑
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