フットサル(サッカー)を始めて数ヶ月が経つと今までは自分ひとりでプレーしていた子も味方を使うということを理解し始めます。しかし、選手全員が同じ時期にパスが出来るようになるかというとそうではありません。
実際に当クラブでもパスを出そうとする子は出てきましたが、受け手の方がまだ理解できていなく、ボール保持者に近づいてしまうということが生まれています。(これは悪いことではなく、成長するための通過点です)
反対に良いポジションにいたのに出し手が気付いていないということもあります。保護者の方がピッチの外で見ているより中でプレーしている子どもたちの視野はかなり狭くなっています。
パスの受け手の動きに関して言うと、パスを少し理解し始めた子は最初は相手ゴール前に真っ先に移動してそこで待つようになります。サッカーと違いフットサルにはオフサイドはありません。ゴール前でボールを受けることが1番の得点チャンスとなります。
しかし、なかなかそこにボールは出てきません。そして、味方がボールを取られてカウンターから失点するパターンが多くなります。その中から選手は前でもらうことだけがパスではなく、横や後ろでサポートすることも必要なんだと理解し始めます。(当クラブではこのような動きをする子はまだ少ないですね)
そして、それぞれが味方との距離をある程度保ちながら攻撃するように変化が生まれ、以前に話した「だんご」から脱却していきます。ただ、無理やりその状況を指導者が作り出すのではなく、子どもたちが自ら気付くことが大切なのです。
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