フットサルのコトバ

シンバロン、コルティナ、ラインカット、パラレラ…こんな連想ゲームを出題したら、これでフットサルという答えを導き出せる方は少ないのではないでしょうか?
それほどフットサルで使う専門的な言葉はたくさんあります。私はこういったものを練習中に積極的に使うようにしています。最初はわからなくても使い続けることに意味があります。

例えば、虹の話。
虹って何色(なんしょく)から出来ているかご存知でしょうか?
そうです。7色です。赤、橙、黄、緑、青、藍、紫ですね。
でも、この数は国によって異なるのです。例えば、アメリカなど海外では6色が多く言われております。

見えている虹は世界で違いはないのですが、なぜ数に差が出るのかというと日本では青色と藍色を区別しているのに対し、海外では同じ色として認識されてしまっているのです。

ちなみに南アジアのバイガ族という種族は虹は赤と黒の2色だと言います。これは暖色系は赤色、寒色系は黒色という表現しかしないからです。

即ち、その色を表現する言葉があるのかないのかで色の数も変わってくるということ。
つまり、「言葉」を知ることは、そこに「認識」を生み出すということに繋がるのです。

これはフットサルでも同じで、その言葉を知らなければ、そのプレーを認識することはできません。だからこそ、子どもたちが知らないようなスペイン語、ポルトガル語の専門用語なども使って覚えさせていく必要があるのです。

言葉を知ることで認識して世界が広がるということが言えます。
つまり、人が成長する際にも、その前に“成長をもたらす言葉”と出会っているということになります。
年末年始家族で過ごす時間が増えるかと思いますが、ぜひ成長のきっかけとなる言葉をお子様に投げ掛けてみてはいかがでしょうか?

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