6月16日(日)スクール交流試合 in ペナスタ

クレシタ筑豊さんとU-9、U-12カテゴリーにてスクール交流試合をペナスタ博多にて実施しました。
暑い中での試合で体力的にきつい部分もありましたが、最後まで一生懸命プレーしてくれました。

試合結果

U-9
①3-0
②2-0
③3-0
④4-0
⑤2-0
⑥5-0

U-12
①3-0
②1-0
③4-0
④3-1
⑤4-0
⑥4-1 

※今回はスクールの交流試合のため得点者、アカデミークラスのプレイヤー採点はありません。

総評

選択肢を持ってプレーできているか?

スクール在籍の選手は初めての対外試合の子もいましたがいつも通りのプレーが出来なかったかも知れません。でも、これはみんなが通ってきた道。いま試合で活躍しているアカデミークラスの選手たちも最初はみんなそうでした。

ボールを扱う技術は自主練習でもスキルアップをすることができますが、戦術は1人で身につけることはできません。そして、戦術にはチーム戦術だけではなく、個人戦術というものも存在します。
基本的なところでは『周りを見る』『予測をする』ということを理解して動けるようにならないといけません。今日の試合でもこの差は感じました。

スクールの選手とアカデミーの選手の大きな違いは選択肢を持ちながら、今この場面でどれを選べば良いのか考えながらプレーできているかという部分です。
例えるならジャンケンでどれを出そうか相手と駆け引きしているのがアカデミーの選手、スクールの選手はグーだけを出し続けたまにチョキの相手には勝てるけど、パーの相手にもグーで挑んでいるような状態なのです。

どうすればこの個人戦術を伸ばしていけるかというと1番身近なのは試合を見ることです。地上波で放送する機会は少なくなってきているため、YoutubeやSNSで見られるようなゴール集みたいなものを好んで見る子どもたちが増えていますが、1試合通して観戦することをオススメします。試合をどう組み立てるのか、ボールと関係ないところで選手はどう動いているのか、ゴールシーンだけではわからない部分を理解することが試合を上手くなるためのポイントです。

フットサル、サッカーを楽しんでいるという意味では全ての選手に変わりはありませんが、戦術というものがわかってくるとチーム活動を通して競技としての理解を深めることができ、仲間と協力して勝利することが楽しいという捉え方に変わっていきます。

将来的にフットサル、サッカーにどう関わっていきたいのか?
中学生になったらサッカー部に入るのか?
将来はプロ選手を目指したいのか?
小学生のうちから考えることは決して早くありません。プレーと同じで色々な選択肢を持っておくことが大切です。

もちろん、みんながみんなプロを目指す必要はありません。当クラブでは友達とボールを蹴るのがただただ楽しいという子も、試合で勝つことが楽しいという子も目的別にプレーできる環境を今後も提供していきます。