戦術の浸透には我慢が大切

アカデミークラスのルール

アカデミークラスも新しい選手が増えてきました。スクールとは違い特にチーム戦術の面で特化しているため、選手が脳に汗をかく必要がありますし、何より自分で考える機会が増えます。選択、決断、実行を試合の中でより素早く正確に行なえるようにトレーニングを行なっております。そのため、アカデミークラスでは練習(試合)時の保護者の皆様にお願いしているルールがあります。以前から通っている方には何度か伝えてきましたが、新しい人も増えてきたので改めて書いておきますね。アカデミークラスでは、保護者の選手へのアドバイスを禁止しております。これはあくまで練習中、試合中に限っての話です。

冒頭にも書いたように選手には自分で考える機会を作りたいと考えております。それが最初はミスに繋がっても構いません。自分で決断することが大事なのです。
もし、お子様が練習(試合)中にミスをして、保護者の顔色を伺うような仕草をしていたら危険信号です。試合中に「もっと前に出ろ!」「そこでパス!」なんて言っていませんか?

 

黄色信号はどう渡る?

アカデミークラスの現在のトレーニングでは2人組、3人組の関係で行う戦術をメインに行なっています。当然ながら理解力に差はありますが、選手の組み合わせによっては機能するシーンも出てきました。これをどの選手がピッチに居ても出来るようにしていかなければなりません。その為にはチーム戦術という考え方の軸となる部分を理解して、その中で個々が判断をして実行する必要があります。

しかし、そう簡単にできることではありません。指導する私もそうですが、周りの大人が我慢強く見守ることも必要になってきます。

戦術を信号のルールに例えるならば、選手の判断は黄色信号の場面でどうするかということです。その都度、大人が横に立ち「止まれ」「渡れ」と指示していたら、選手は自分で判断できなくなります。何よりその数秒が事故に繋がることになりますよね。

フットボールにおける事故、それは失点やボールロストなどのミスです。ピッチ上でも1秒は貴重な時間です。自分で判断して実行できる選手に育てたいと思っています。その為には周りの大人の我慢というのも必要になってくることをご理解いただけますと幸いです。

いま必要なこと

いま選手たちに必要なこと。ボールを扱う技術は当然ながら必要ですが、それと同じくらいに知識の部分をアップデートしていかなければなりません。このブログの最後にも先日の練習の振り返り動画を掲載しておりますが、知識の差をすごく感じます。

でも、これは単純に学年の差というよりは普段からフットサルやサッカーに触れている差です。試合を観戦したり、本を読んだり学ぶ方法は色々あります。この知識の差が明らかに出ています。

ここ最近の練習で起きていることはベストなタイミングでパスを出しているけど、味方が感じていなくて動き出しが遅れ、結果ボールロストしてしまう場面です。パッと見はパスを出した選手のミスキックに見えてしまうのですが、私はパスを出した選手を評価しています。その選手には見えていたゴールに繋がる未来の絵が、周りの選手には見えていなかったことが問題です。チームとしてボールの1秒先の未来を共有していくことができれば、チーム力は必然的に上がっていくことでしょう。

その為には個々の勉強はもちろんですし、チームとしても繰り返しトレーニングしていくことになります。私自身も大事なことは何度もしつこいくらい言い続けます。そして、チーム戦術を理解する選手が増えてきたとき、今までとは違う戦い方をお見せできるでしょう。私の描くチームの未来が選手たちと共有できることを楽しみにしています!

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