9月10日(日)スクール交流試合 in NBFP

リベルタサッカースクール様と交流試合を開催しました。
※途中強い雨が降ったため試合のスコアをメモできていないため今回はありません。

総評

半年に1回くらいで定期的に開催している交流試合のため、毎回参加してくれている子は成長が見られる良い機会となります。
前回はあまりボールに絡めなかった子もパス回しができるようになったりと試合を組み立てる場面も見られて成長を感じました。

どちらのカテゴリーにもアカデミークラス(元在籍者も含む)の選手も多く参加していましたが、アカデミークラスの子が攻守の中心としてプレーしていました。
では、何の差が試合での活躍に左右されるのか?ボールを扱うスキルと考える方が多いかと思いますが、1番の差は準備の部分です。もちろん、ボールを扱うスキルも大切なのですが、何より1つ1つのプレーの準備ができていることが大きな差です。
バウンドしているボールの落下地点を予測したり、相手のゴールキック時に自分の頭を越されそうかな?と考えたり、味方GKがキャッチしたときにどこに動き出せばチームにとって最適なポジションなのか?などボールを扱う以前のところを考えて行動することがいざボールが来たときの判断を迅速にします。プレー時間に余裕があると練習通りプレーすることができます。普段練習ではできていることが試合になって発揮できない子はこの準備の部分ができていないため、相手のプレッシャーに焦り、いつもとは違うフォームでボールを蹴ってしまいミスキックになったり、選択肢を複数持つことができなかったりします。
アカデミークラスでは時間の貯金という言葉を使って伝えています。プレーには時間という概念があり、その時間はチームで共有しています。その時間の貯金を1人の選手が多く使ってしまうと味方の時間を奪ってしまうことになるのです。

だからこそ無駄にボールを持ちすぎないことは大切で、そのためにはボールを持つ前に状況を把握して、準備をしておくことが試合では求められるのです。今日はその部分を各自どれだけ出来ているかという視点で試合を観察していましたが、スクールの子でもアカデミーのテンポ感に付いていきながら試合の中で成長している子も見られました。試合は選手を成長させます。練習だけでは得られない経験が成長速度を加速させます。今日の試合で練習通り上手くできなかった選手は次の試合に向けて練習に取り組んでいきましょう。

雨が降る中、応援いただいた保護者の皆様ありがとうございました。次の試合では更に成長した姿をお見せします。