ゴレイロ(ゴールキーパー)はフィールドプレイヤーと違ってレガース以外にも専用の用具を着用することがあります。今回はゴレイロの用具についての話です。
しかし、サッカーと大きく違うのはグローブを使用しない選手が多いということ。フットサルの場合はゴレイロのスローイングが攻撃の起点になることが多い為、素手で行うのです。またサッカーのようにセービングをするというよりは、ハンドボールのように身体に当てる守り方が多いのも理由です。
しかし、フットサル専用のグローブも発売はされています。でも、サッカー用とは少し違います。例えばこれ。
一見、サッカー用と変わりませんが、指や手の平の部分が粘着性があるゴムになっており引っ掛かりがある仕様になっています。キャッチがしやすく、手が小さい方でも片手でボールを掴めるのが特徴です。
そして、こちらのタイプは指先に穴が空いています。
オープンフィンガーといって、スローイングがしやすい作りとなっています。私は基本的には素手で行いますが、上記のタイプは両方持っています。ピッチや天候、試合球などに応じて使い分けるようにしています。
そして、グローブ以外にもテーピング、肘パット、膝パットがあります。長袖の物だと、シャツ、パンツにパットが付いているタイプもあります。
写真のように1対1になった際に正しいフォームで飛び出すと膝を地面につくギリギリまで下げるため、膝を地面に打ち突けてアザになることがあります。特に室内でプレーする際は、膝パットだけは着用するようにしています。
このようにゴレイロにはフィールドプレイヤーにはない用具が色々存在しています。ルールとして必ずこれを着用しなければならないという訳ではないので、選手の好みで選んで大丈夫です。
ゴールキーパーというのは1人だけ手が使えるという特殊なポジションですが、フットサルの場合はゴールを奪うことも多く、守備だけでなく攻撃でも目立つことができます。スタメンには1人しかピッチに立てない競争率が高いポジションですが、本格的にやり始めるとどんどん魅力がわかってきます。子どもたちには怖がらずに積極的にゴレイロにもチャレンジしてほしいと思います。
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