春の合宿 2024レポート

2024年3月16日(土)~17日(日)で1泊2日の春の合宿を開催しました。
まずはBASIC鳥栖でのトレーニングからスタートしました。基礎である『止める・蹴る』を中心に行いました。これができないとフットサルもサッカーもできません。対面の状態だけではなくターンを絡めたもの、戦術的要素を入れたものなどバリエーションを変えながら行いました。

合宿初参加の子や他会場で初対面も多かったのですが、自由時間では広い大部屋なのに小さく輪になり全員で一緒に遊んでいました。
ルールや専門用語などを学ぶクイズ大会では映像などを見ながら勉強しました。積極的に答えてくれる姿勢は素晴らしかったです。サッカー特有のルールであるオフサイドも丁寧に教えたのでこれからのサッカー観戦に活かしてくれるはず!

食事は量が多かったので全部は食べ切れない子が多かったのですが、好き嫌いに関しては野菜が苦手な子も頑張ってサラダを食べたりと合宿効果で克服していましたね。

就寝準備はみんなで協力して行いスムーズにできました。
就寝後に夜中こっそり見回りに行きましたが、例年ならコソコソと話している声が聞こえたりするのですが今回はすぐに爆睡でした!

ゲーム大会やビンゴ大会も盛り上がりました。今回は全員に何かしらの景品が当たっていますので大切に使っていただけると嬉しいです。

今回はゲストとして元ヴィッセル神戸GKの安藤信也さんによるクリニックイベントも開催しました。
「見る」というテーマで様々なトレーニングメニューを体験することができました。最後のPK対決でも見事ゴールを決めた選手も出ました。ぜひ元Jリーガーからゴールしたぞと友達に自慢してください!

合宿中に感じたのは次の準備をしようとしている子とそうではない子の差でした。これは安藤コーチによるトレーニングでも共通する話になりますが、周りを見るということはピッチ内だけでの話ではありません。どんな場面でも見えていないと準備はできないということです。

出発前に事前にタイムスケジュールは伝えていましたが、宿舎でも次の時間や行動などを伝えた上で自由時間を過ごさせていました。部屋には時計があるので、遊びながらも時間を確認して遊んでるカードを早めに片づけ出す子もいれば、時間になって慌てて気付く子もいました。

試合中はピッチ全体を見ると上手くプレーできるのと同じように合宿中でも視野を広く持てる子は準備や行動のミスは少ないですし、叱られることもなかったですね。これは自宅でも学校でも同じ。何なら社会に出たときにも。
普段トレーニングで出来ていないことは週に数時間の練習だけで変わることはなかなか難しく、それよりも長い時間である普段の生活から意識を改善していかないといけません。
合宿に参加してただ楽しかったと帰るのではなく、そこで学んだことを今後の生活で実践していくことに意味があります。何度も参加してくれている子は回を重ねるごとに自立しています。また来年参加された際には更に成長した姿が見られると嬉しいです!