11月10日(日)久留米で開催されたサンクタスカップに出場しました。
2年生以下と3年生以上にカテゴリーを分けての出場となりました。どちらも4チーム2ブロックによる予選を行い、上位2チームが決勝トーナメントに進む大会レギュレーションでした。まずは高学年の結果から。
3年生以上予選試合結果
10分1本(6人制)
vs サンクタス 3−1
得点者:だいち、さく、たつや
vs FCクラルテ 1−2
得点者:はやと
vs 筑後SC 1−0
得点者:たいよう
勝ち点6で3チームが並ぶも得失点差と直接対決の結果により2位で予選通過となり上位トーナメントに進出となりました。
★決勝トーナメント
vs 草野FC 2−2(PK0ー2)
得点者:はやと、さく
白熱した良いゲームでしたが、残念ながらPK戦により敗れました。
3位決定戦ははやとのゴールを守りきり1−0で勝利しました。
高学年プレイヤー採点・寸評
採点:8.0
積極的なミドルシュートで大事なところでゴールを決めた。守備面でも素早い切り替えからファーストDFとなり攻撃の芽を摘むことに成功。常に安定したパフォーマンスを発揮できるのは流石。
採点:6.0
球際の強さを見せる場面はあったが、攻撃面で効果的に絡むことが少なかった。サイドで生きるプレースタイルのため、もう少しタッチライン側でボールを呼び込めるようなポジショニングとマークとの駆け引きを身につける必要がある。
採点:7.0
左足でもゴールを奪えるようになってきたのは強み。ただし、攻撃のスイッチが入ってしまうと自陣に戻ることが少なくなるため守備意識を常に持つことが課題。縦への突破力はトップレベルのため、自陣から運んでくれるとチームにとって大きな武器となる。
採点:8.0
先日の大会から自信を付けて課題だったコーチングも的確に出来るようになってきた。ゴレイロとして責任感も出てきて、失点されないために味方選手を動かせるようになってきたのは大きな成長。ビッグセーブも連発!
採点:6.0
個で打開できるようになることが課題。ポジショニングは良いのでボールを呼び込める場面は多くなるがスペースがない状況でディフェンスを完全に抜けなくても、剥がすことができる力を身につけたい。
採点:6.0
守備時は前線に入るもボールの動きを予測できていないためファーストDFとしては寄せが遅く、全てリアクションになってしまった。攻撃時でもボールを見ないで動いている場面が多く、全ての動作が後手になってしまった。
採点:6.5
同学年相手では生きるスピードも1学年上の相手では難しかった。その分、守備での戻りでスピードを生かしチームのピンチを救った。1対1で抜けない相手をドリブルを仕掛けながらも味方との連携で崩す冷静な判断ができるかが今後の課題。
採点:6.5
ゲームの流れを読む力と判断力を身につけることが必須。守備でも簡単にマークを外してしまう場面も多かった。シュートは積極的に何度も打ってはいたが、フリーでゴールに運べる場面でも無理矢理放って枠外に飛ぶ場面が増えてしまった。
採点:7.5
ボールコントロールの技術はチーム1だが、ドリブラーとドリブル好きは違うということを理解しないといけない。パスの判断が早ければドリブルが更に生きて、相手チームにとっては嫌な選手になれる。ここぞでゴールを決めてくれるのは流石。あとは守備意識をもう少し持ちたいところ。
採点:6.5
ここ半年で個の力が伸びてきて1対1を仕掛けられる選手に成長。しかし、ボールを持っていないときのポジショニングは課題。攻める意識が強いためどうしても前残りになってしまうので攻守の切り替えはもっと早めたいところ。
2年生以下予選試合結果
10分1本(5人制)
vs サンクタス久留米 4−1
得点者:ともあ2、ゆうま、OG
vs 草野FC 3−1
得点者:ともあ2、りおん
vs サンクタル翼 1−2
得点者:ゆうま
勝ち点6で2位で予選通過となり上位トーナメントに進出となりました。
★決勝トーナメント
vs 筑後SC 2−0
得点者:ゆうま2
vs サンクタス翼 3−2
得点者:ゆうま2、ともあ
先制されながらも逆転して見事優勝となりました!
プレイヤー採点・寸評
採点:8.0
体調不良もあり運動量はいつもよりは物足りなく守備をサボり気味な場面もあったが、しっかり複数得点で結果を残した。ボールの出どころを読む力があるのは良いことだが、プレスを掛けるタイミングが早すぎるため、パスを出させて奪うなどその辺りの駆け引きを身に付けていきたい。
採点:8.5
攻守に渡りフル稼働。ボールコントロールと決定率はこれまでの課題だったが、アカデミーに入ってから向上。今日は持ち前のスピードを武器にゴールを量産。ボールを持っていないときのポジショニングの改善が今後の課題。
採点:7.0
ボールを簡単に失わずにキープすることでチームに貢献。体の強さを発揮する場面はあったが、ボールを前に運ぶ場面が少なく、ゴールに絡む機会が見られなかった。オフェンス力の向上が今後の課題。
採点:7.5
以前までは守備が軽かったが球際の強さが出てきて戦えるようになってきた。ドリブルで仕掛ける場面もあり、攻守でバランスよく活躍。ただ、咄嗟の場面で何でもダイレクトで蹴ってしまうので、そこの判断力を身に付けていきたいところ。
採点:6.0
途中参加となってしまったので、ゲームの流れに乗り切れずエンジンが掛かる前に終わってしまった印象。ドリブル突破と惜しいシュートで見せ場は作ったが、いつもの力は出し切れなかった。個人技で仕掛けることができる貴重な選手だけにまずは試合に慣れることが大事。
総評
今日はGKからのボールがハーフウェーラインをノーバウンドで超えてはいけないというフットサルルールが適用されたのでうちはやりやすい感じでしたね。先制点を取られても取り返す力が付いてきたこと、チームとしてお互いが声を掛け合いカバーできるようになってきたことは大きいと思います。そういった変化がプレーにも影響していました。
予選リーグはどちらも2位通過となり、その後のスケジュールが同時刻開催となってしまったため、試合中はもちろん、試合前のMTGや試合後の修正などがいつも通りには出来ず申し訳ありませんでした。ただ、子どもたちだけで考えて試合を行うという力は今後必要になってくると思います。選手交代を自分たちでさせる取り組みをするチームもあるくらいなので今日は良い練習になりました。高学年クラスはコーチがいなくても上手く回していたので安心して任せることができました。
技術的な課題としてはどちらのカテゴリーも横のパスが極端に少ないということ。フットサルコートだからそこまで目立たないですが、これがサッカーの試合だったら縦一辺倒のつまらない戦い方になることでしょう。プロの試合を見て、なぜ中央ではなく、ゴールから遠くなるサイドにわざわざボールを展開させて攻めるのかということを論理的に理解する必要があります。横のパスがないため、トレーニングで取り組んで来たパラレラが出せる展開にもならないのです。今後の課題として取り組んでいきましょう。
高学年はPKでの敗戦となり残念でしたが、強いチームでも同等に試合することが出来ていました。選手数が多かったので出場時間が短いことで試合の流れに乗り切れない選手もいましたが、チームとしてカバーしあって戦えるようになってきたのは成長を感じました。
低学年はアカデミー所属人数が少ないためスクールから数名助っ人で参加してもらいました。まだ戦術を使って勝つという段階ではありませんが、来年に向けて徐々にチームで戦うスタイルを築いていかなければいけません。覚えることはたくさんありますが頑張っていきましょう。助っ人で来てくれた選手のみんなもこれを機にアカデミーに興味を持ってくれると嬉しいです。
最後に…
フットサル(サッカー)は仲間、相手、審判がいて初めてスポーツとして成立します。それぞれにリスペクトしなければならないことを理解する必要があります。それは選手はもちろん、指導者、保護者も同様です。今日のような各チームが審判を持ち回りするような大会の場合、審判の技量の差は大きく出てしまいます。フットサルのルールに寄った場合は特にそうなります。マイボールなのに相手のボールになったり、ゴールの判定が微妙だったり、ファールを取ってもらえなかったり…でも、それを含めてスポーツだということ。そして、負けたときの態度で真のスポーツマンかわかります。勝ったときに相手を讃えることは誰でもできます。でも、負けたときに不貞腐れたり、審判や相手の性にしたり、また勝ったときに相手をバカにしたりするような態度はスクールでも厳しく注意しています。
大会を通じて成長して欲しいのは技術だけではなく、このような人間性です。いくらフットサルが上手くなっても、人として間違った行動を取るような選手では意味がありません。今日も試合以外の場面で注意しないといけないことが少しありましたが、選手として人間として更に成長していってもらいたいと思います。
U-8優勝おめでとう!
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