面倒くさがりは上手くなる

人間みんな面倒くさがりです。

大人はみんな楽して稼ぎたい。

子どもはみんな練習せずに上手くなりたい。

当然、そう考えます。

それではダメだと重い腰を上げて取り組める人とそうではない人がいます。
その違いは何でしょうか?

それは面倒くさいことに対してやらない理由を見つける思考やった方が良い利点を見つける思考の差なのです。
スポーツでいうと練習が嫌いな選手はたくさんいます。自分がやりたくないと思う練習は他の選手も同じようにやりたくないものです。だからこそ、そこで自分が取り組むことで他者より上手くなり、そこに技術の差が生まれていくことを理解する必要があります。
面倒くさい練習をやるとどういうメリットがあるのかという思考を持たなければいけません。

練習中にも「できない…」「むり~」と口癖のように言ってしまう選手がいますが、彼らは果たしてどれくらい面倒くさいことに取り組んできたのでしょうか?
周りの選手よりも全力で取り組んできたけど出来なかったというのでしたら、それは仕方がないことです。でも、そういうネガティブな発言をする選手の大半は自主練習が嫌いでボールを持って公園に出掛けるより、自宅でゲームをする方を選んでしまう思考があります。
だからこそ、考え方ひとつで上手くなる方向に変わることもできるのです!

例えば、基礎練習って面倒くさいですよね。
試合と違って勝ち負けもなく、ゲーム性もないため、ただ黙々と1人で取り組むしかありません。集中力がない子は長時間は続かないでしょう。
だったらどうでしょうか?
1日10分だけ練習する。
これなら出来そうではないですか?
面倒くさい=やらないではなく、面倒くさいから10分だけしかやらないに変えてみましょう。
それでも、1週間するだけで1時間以上の練習時間を確保できますね。

とは言いつつも、私も面倒くさがりやです。
実際にいまブログを書いていますが、面倒くさいと思っています(笑)
YouTubeの動画作成なんてまさにそれ!
でも、面倒くさい=嫌いではないということ。動画の編集は色々と凝ってしまうため、いざ始めてみると朝方まで作業してしまうこともあります。
そして、ビジネスの世界では面倒くさいと思うことをするのが基本です。
例えば、サッカースクールで練習の様子を撮影して、即編集してYouTubeで配信しているクラブが全国にどれくらいあるでしょうか?
恐らく指導者のほとんどの方はやった方が選手や保護者は喜ぶことは理解しています。でも、面倒くさいから手を出さないのです。

選手の皆も面倒くさいからと言ってやらない理由を見つけるのではなく、やったらどんな良いことが待っているのかという考え方に変えていきましょう!

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