絶対に負けられない戦い
先日の日本代表ワールドカップ3戦目の戦い方に賛否ありましたね。私自身としては、監督目線で見ていたので、素晴らしい決断で西野さん勝負師だなと感じました。西野さんの手腕はガンバ時代から見てきて個人的に好みだというのもありますが、W杯でグループリーグ突破するという目標を考えれば全く問題ない判断だと思います。スタメンを6人替えてきたのも休ませてトーナメントに備えようというその先を勝つための選択でした。結果、ポーランドには負けましたが目的は果たして次の試合に万全の状態で挑めることになりました。
W杯では引き分け狙いなどでどちらも攻めないという展開は毎回見られる光景です。ただ、今回はフェアプレイポイントという馴染みのないシステムが新しく採用された為、何が起きているのか理解できていない方も多かったことかと思います。でも、まずは勝ち上がる『絶対に負けられない戦い』がW杯なのです。西野監督の思い切った戦略が見事ハマった瞬間でした。もちろん、セネガルが追い付いていたらと考えると大博打でしたが、全責任を負うつもりで監督も決断したはずです。ベルギー戦はまたアグレッシブな日本代表の試合が見られるはずです。皆んなでテレビの前で応援しましょう!
でも、負けて良い試合もある
プロの世界で負けて良い試合はありません。でも、育成年代では勝つことだけに拘る必要はありません。もちろん、勝負なので勝った方が楽しいのは間違いありません。しかし、負けることで学べることがたくさんあるのもこの年代ならではなのです。指導者としては、このバランスが難しいのですが…。
試合前に「負けても良いよ。」と言うことはありませんが、負けたことが次の試合(練習)に繋がるなら、それは良いことです。
本日、筑紫野市で開催したアネーロさんとの交流試合もそんな目的もあって組んだ試合です。フットサルを始めたばかりの子や今までは自信がなく試合に参加していなかった子も数多く参加してくれました。1〜2年生のチームと2〜3年生のチームに分けて行いました。相手には学年が上の子もいましたが、身体の大きさを運動量でカバーして頑張ってくれました。
「勝ち負けを競う試合ではない」と募集時に話していたので今回はスコアなどの掲載は控えさせていただきますが、ゴールもたくさん決まりました。初めての対外試合で見事ゴールを決めた子もいました。練習以上の動きを見せてくれた子もいました。アカデミークラスに参加している選手は試合を上手くコントロールしていました。こうした経験が自身へと繋がり、大きく成長させてくれます。
今日の試合に参加した子は振り返ってみて何を感じたでしょうか?
ただ、「楽しかった〜!」だけでなく、何ができて、何ができなかったのか、自分自身で考えてみるのも良いかと思います。
応援いただいた保護者の皆さまも「もっとゴールを決めて欲しかった」「もっとボール追い掛けたらいいのに」と感じたところも多々あるかと思いますが、フットサルを習い始めた頃を思い出してください。ドリブルで止まることも難しかった子がここまで出来るようになりました。次の機会には今日以上のプレーを見せてくれることでしょう!
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